【目的は一緒】背水の陣と心理的な安全性の確保。ゴールに近道なのはどっちのルートだろう?というお話
こんにちはgreen_bambooです。
すっかりブログを書きながら寝てしまった金曜日の次の土曜日。。今日はゆっくりやすもう。と思っているサラリーマンの1人です。
仕事をしているとどーしても戦わなければならない状況に遭遇することがありますよね。
トラブルが起こった時にお客様から明らかに理不尽な要求をされた時、上司から無理難題を気楽に振られた時、部下から方針を非難され理解をさせなければならない時など。
平和な世の中には、数多くの小さな(?)闘いが星屑のように散りばめられた上に成り立っていることを40代までくると理解させられます。
そんな闘いをする上でふと考えた。
「背水の陣を敷くことでの強さ」と「心理的安全性による全能力の発揮」について。
背水の陣を敷いて退路を断ち、死に物狂いで闘うと、これまで自分の中に眠っていた、まだ見ぬ力が出てくる。そんなことを言われていたことがありました。
確かに。
小学生の多くはその効果を十分に知っているかもしれない。
夏休みの終わりの日、明日からは2学期が始まる。もう後がない。宿題やってない。普段ならこんな量を1日で片付けるなど到底できない。しかし、残されたのは今日一日。
結果、30日〜40日分の宿題をへとへとになりつつも終わらせることができる。
まさに、背水の陣という環境が自然と出来上がった状態で、結果を残しているわけです。
中には、途中で諦めて「もういいや」という子も中にいるでしょうが。。。
とにかくこれで普段できないことができる状態へとなるわけです。
一方で、心理的安全性を担保(確保)した環境下ではどうか?
アスリートは本番で最も高いパフォーマンスを出すためにメンタルトレーニングを積み、リラックス状態をつくり出す(のかな?)。リラックスしている状態が一番パフォーマンスを発揮できるということもよく聞きました。
リラックスしている状態だと緊張からくる誤った判断をしなくなり、冷静な判断で行動ができるからだと思います。
慌てると普段できたことが途端にできなくなることを経験された方も多いでしょう。むしろ、誰もがそうじゃないでしょうか?
例えば、いつもならスムーズにおろせる服のジッパーを時間がなくて慌ててる時に限っていたるところでつっかえる。しかも、いつもと変わらない服なのに何故だかつっかえる。その理由もわからない、とか。
なので、心理的安全性を保った状態。この場合だと、少し早く起きて、服を着るのに時間的な余裕を持たせた場合なんかは、いつも通りジッパーをスムーズにおろせるようになったりします。
そうすると、心理的安全性を保った状態を作ることを闘いに反映すると逃走方法を確保した状態で闘うことで、本来の力が発揮されるはずです。
両極端なこの二つの考え方はどちらもアプローチは違えど「最大のパフォーマンスを発揮する」ための手法となります。
ただ、普段の生活の中で、「負けたら即死」は現実的ではなく、私としては「トライアンドエラー」のできる後者がいいのではないかなと思います。
目的は一緒でも、ルートが違う。よくあることです。自分の頭で考えて、自分のとって最高の選択をしましょう。