悪口を言う人と、現場に身を置くことの関係性。
こんにちはgreen_bambooです。
その昔悪口を言っている人がたくさんいた時代がありました。そんな頃はトーゼンながらギスギスした環境でしたので、みんなが居心地悪そうにしてて、常に誰かに悪口を言われるんじゃないかと神経過敏になっていました。そして、自分を守るために、なるべく人の悪口を言って、自分へ矛先が向かないように向かないようにとしていました。まさに、「攻撃は最大の防御」だったわけです。
始まりは一体いつからなのかわかりません。当時、自分は外を回る仕事が多く、社内の出来事には無頓着だったので。今振り返ると、当時私は「社内にはいい人しかないな〜」ぐらいにしか思っていなかったのです。そんな毎日を過ごしていましたが、時折聞こえてくる不協和音も少しはありました。アルバイトの誰それが誰それにきつく当たっているなど。。。
とはいえ、そんな現場に遭遇することもないですし、結構人当たりのいい人が多かったので気にもしていませんでした。
そんな環境がガラリと変わったのが、外回りの仕事から社内の仕事に変わった時です。どうやら「ウエ」の決定と「シタ」の捉え方のギャップからギスギスした状況だとわかってきました。どんな会社もそうなのかもしれません。現場に身をおいてみないとわからないことがたくさんあることを学びました。なので、現場主義を唱えている経営者の方っていうのは、そういうことが骨身にしみてわかっているのかもしれないなと思います。ゴーンさんしかり、松下幸之助さんしかり、稲盛和夫さんしかり、とにかく現場へ足を運んでその場の雰囲気、データでは出てこない部分を感じ取っていくことこそが会社をよくしていく近道なんだと考えていらっしゃったんじゃないかと思います。
経営者、マネジャーなど「ウエ」に立つことが仕事になっている人は孤独な人が多いと聞きます。社員がその経営者やマネジャーと心の距離・物理的な距離を置くことからそうなってしまうんだとは思いますが、その状況を続けてしまうと、先述の私のように、本来の会社内の状況を勘違いして捉えてしまって、本当にしなければならない対処ができず、頓珍漢(トンチンカン)な方針を打ち出しかねません。
悪口を言っている人たちが悪口を言うようになったことにも原因があるはずです。とはいえ、悪口を言うことがエンターテイメント化してしまっていたこともあるかもしれませんが。悪口を言っている人はなぜか顔がイキイキとしてましたから。
ただ、悪口を言われないように穏当な方針や会社の利益にならないようなことをすることは本来の会社という姿からはかけ離れてしまいますので、悪口が出てくるスキを与えないために、現場に身をおいて、雰囲気を汲み取った上で、適切な伝え方で会社の方針を伝えると「シタ」の人たちも受け入れやすくなるんじゃないでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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